vim-jpラジオ#24聞いた - OSS活動するVimmer

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vim-jpラジオ、めっちゃおもろいけど、案外Xとかに感想流れてこないなと思って筆をとってみる。

2024-12-23公開の#24のゲストは#23に引き続きryoppippiさんとtaniさん。今回は「OSS活動するVimmer」のテーマで、前回同様熱く・整然と語ってくれてました。

熱く・整然と語るって凄い技術よ、ほんとに。 #23でも彼らは自分達が愛する世界を少しでも濃くリスナーの耳に届けようとして、淀みなく選びつくした言葉で語ってくれました。

これがアカデミア系Vimmerの実力……!と思われるかもしれませんが、たぶん、彼らが異常値。じゃないと、そこまで語りのうまくない博士課程卒業系VimmerのAtusyが救われません。

パーソナリティのありすえさんも活発にOSS活動されていることもあり、三者三様な話を聞けたのは面白かったですね。 OSS活動の入口にvim-jpやdotfilesを挙げていたところは特に印象的。 OSS活動というと、つい誰かに使ってもらうためのものを自作したり、誰かが作ったものに貢献する話を切り口にしがちです。しかし、その前段階として、vim-jpのようなコミュニティで話に花を咲かせて勢いづけたり、そもそも誰の役にたてるとか考えずにdotfilesから始めたりするというのは、面白い切り口だと思います。特にdotfilesは、分からないことをvim-jpなどで人に聞いたり、うまくやってるところを誰かが参考にしてくれたりで、自分の外に花開いていく可能性もあるので、なるほどなあと思いました。 OSS活動を始めるにあたってGitやGitHubに慣れるという課題もあるので、dotfilesは技術的な意味でも良い入口だと思います。

パーソナリティもゲストもOSSのきっかけは違うところにあるのに、後々の体験から他の糸口を見つけてくるところ、すごい。たぶん、これは彼らが日々刺激に貪欲だからなのかなあとも思いました。実際、若い彼ら(30前?)が、若いうちに刺激を得ておけと語ってました。

他にも季節ならではの話やVim Conf、OSS活動を通じて得られた感謝など、もりだくさん!聞き応えありです。

年明けも楽しみですね!