rocker/verse でも Rmd → PDF 時に必要なパッケージが自動インストールできるようになった

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rocker/verse で R Markdown を使って pdf をレンダリングする人はそれなりに多いと思う.

これは内部では TeX Live を利用しているため,日本語利用を始めとした諸機能を追加するには tlmgr を利用している.

親切設計により preamble.tex や YAML フロントマターにおける header-includes: を適切に記述しておけば,通常では knit 時に必要なパッケージを自動で tlmgr install + tlmgr path add してくれることになっている1

しかし以前の rocker/verseknit 時などにユーザーが tlmgr install を試みると,permission denied されてしまう残念仕様でした.

ところが最近の更新で,この点が改善されました2!!

R コンソール上で tlmgr install したい場合は tinytex::tlmgr_install() を使いましょう.こいつは tlmgr path add もしておいてくれます.

Dockerfiletlmgr install したい場合は下記のように権限周りを正しく再設定しないと, docker run して以降,ユーザーレベルで tlmgr install できなるので注意.

RUN tlmgr install hoge fuga \
  && tlmgr path add \
  && chown -R root:staff /opt/TinyTeX \
  && chmod -R g+w /opt/TinyTeX \
  && chmod -R g+wx /opt/TinyTeX/bin

Enjoy!!


  1. knit 時に自動で tlmgr install させると利用するパッケージが一つ見つかるごとに

    tlmgr search hoge
    tlmgr install hoge
    tlmgr path add

    を繰り返す.このため,初回knit時はknitに長めの時間がかかる.これを避けるには手動で一度にパッケージをインストールする.

    tlmgr install hoge fuga
    tlmgr path add
  2. https://github.com/rocker-org/rocker-versioned/compare/99403746f4c7d2310a8eb955db0218484addc016...053a26137013a52d7cca805c6ee32241e9fa855aFiles changed タブを開く verse/Dockerfile の51–56行目を参照

       && chown -R root:staff /opt/TinyTeX \
    -  && chmod -R a+w /opt/TinyTeX \
    -  && chmod -R a+wx /opt/TinyTeX/bin \
    +  && chown -R root:staff /usr/local/lib/R/site-library \
    +  && chmod -R g+w /opt/TinyTeX \
    +  && chmod -R g+wx /opt/TinyTeX/bin \