これまで blog を GitHub pages 上で公開してきたが,思い立って独自ドメインで Netlify に移行した.
移行のメリットは Yi Hui が語っているけれど,以下に自分にとっての理由と手順の概略を書き留めておく.
Netlify に移行した理由
- ブランチや PR のプレビューができる
- Publish directory を任意に選択できる
- これまで GitHub pages のビルドに使っていた docs ディレクトリをそのままにできる
- リダイレクトを設定できそう
- その内 repository を切り分けて git submodule 化 & archive するといいかも?
- これまで GitHub pages のビルドに使っていた docs ディレクトリをそのままにできる
- Publish directory をバージョン管理しなくていい
- md ファイルでよければ GitHub の Web ページ上で編集したものをそのままビルドしてくれる
- Travis CI を使えば Rmd も含めて GitHub pages でビルドできる.しかし,煩雑なので Yi Hui はオススメしていない.
独自ドメインにした理由
サービスを切り替えるごとにドメインを変更するのが嫌になったから.
例えばNetlify に移行するとドメインが atusy.github.io から *.netlify.com に変わる.
ドメインは Google domains から購入した.理由は以下の通り.
- 1400円/年とまあまあ安い
- WHOIS 代行によるプライバシー保護が無料
- サブドメインを100個まで作れる
- 安定してサービスを提供してくれそう
移行のためにやったこと
.gitignore
- Publish directory に設定した “netlify” を追加
config.toml の編集
baseurl = "https://atusy-blog.netlify.com/" publishDir = "netlify"
GitHub に push しておく
Netlify の設定
- GitHub アカウントでログイン
- レポジトリの紐付け
- Publish directory は config.toml の publishDir と同じにする
- Deploy に成功しているか確認
- Setting -> Domain management
Site name を atusy-blog.netlify.com に変更
- デフォルトではランダムなサブドメインが与えられる.サブドメインは早い者勝ち.
Add domain alias で blog.atusy.net を追加
Check DNS configuration
と警告される.警告をクリックすると以下のようなメッセージが出る.
Point test CNAME record to atusy-blog.netlify.com
Log in to the account you have with your DNS provider, and add a CNAME record for test pointing to atusy-blog.netlify.com.blog CNAME atusy-blog.netlify.com.
If you’ve already done this, allow up to 24 hours for the changes to propagate, or check our documentation for more information.
Google domains の設定
- DNS -> Custom resource records
- 先の Netlify での警告を参考に以下の値を入力
Name Type TTL Data blog CNAME 1h atusy-blog.netlify.com.
- DNS -> Custom resource records
Netlify の設定2
- Setting -> Domain management
- 警告が消えている
- blog.atusy.net が緑色になっていてクリックすると atusy-blog.netlify.com と同じ内容が表示される.
- お好みで HTTPS を有効にする.
- Setting -> Domain management